七宝焼きの過去と未来と。

9月も後半に入りました。
今週から、「静岡ツアー」です!
浜名湖、御殿場、伊豆高原、クラフト市、フェアへ出店。
静岡県は広いので、いろんな表情に出会えることを楽しみにしています。

さて、各地へ行って、七宝焼きのことを説明する機会も多いですが
「七宝焼き」を知らない世代が増えてることを実感します。

だからこそ「やりがい」もあって、
今っぽい言い方をすれば「ブルーオーシャン」的な(?)
そんないい見方もあるんですが・・・

七宝焼きの古い文献、記述なんかを見たりすることもあるので
「過去」と「現在」、「現在」と「未来」の
移り変わりや流れなんかも感じたりします。

うまく言葉には言い表せないことも多いのですが・・・
どんな分野、世界、時代にも共通することが多いように思います。

「写真」をできる限り「そのまま」七宝焼きで作りたいという、
お客様からのご要望があって、この夏、テストを繰り返していました。
もちろん、以前から七宝焼きでも可能な技術です。
陶磁器でもよく見る機会があるので、そんなに難しくないように思いますよね?

細かなことは書きませんが・・・
「手軽に」制作できるようにするには、意外に簡単ではありませんでした。
まだまだ改善しなくちゃ〜ならないことも多いのですが
色々な方々のお力を借りて、ひとまず可能になっています。

テストのための焼き付けです(笑)こんなモノでもなかなか大変。
写真や印刷物に比べて、赤が出にくかったり、精細ではないですが、
作品、商品に使えるようになっています。

どんな「未来」になるのか、自分たちも楽しみですが
皆様も「少し」楽しみにしていてください!

では、虹色の明日へGO!