「自山」を登る「欲しい靴」

「今年の夏は暑かった〜」は「いつかの夏」と比べてます。
比べないと暑いのか、寒いのか、わからないことも多いです。

よく「比較」することの是非を云われることがありますね。比較しないと、背が高いのか、足が速いのか、計算が得意なのか、絵が上手なのか、話すのが得手なのか、などがわからないです。だから「比べる、較べる」のは悪いことでもなんでもないです。

比較したうえで「評価」するときにちょっとした問題、課題があるんですね。人の評価をそのまま自分の基準にしたり、世の中にある常識的な評価をそのまま当てはめたり、そんなときに、なんだか「気持ちの悪さ」があることが多いです。斯くわたしは、斯く感じます。

世間には、様々な「評価」があり、この20年くらいでしょうか、特に日常的なものになっています。良くも悪くも「ふりまわされている」ことも多いです。

「もの・こと」にも、いろいろな面がありますね。その点々は、比べてみることはできますが、評価は「欲しい靴」いえ「星いくつ」ではわかるわけがないです。だから自分の感覚を「軸・芯」にして生活することが大切なんだろうな〜と感じます。

自分にとっても「欲しい靴」は、簡単なサイズだけではない、横幅も、柔らかさも、色も、質感も、かかとの高さも、用途も。自分にフィットするかどうかは、最後は人に任せられないです。

そのために、自分を観て、感じて、磨いておかないと、いざという時にオタオタします。「いざ」は意外に毎日起こってます。スーパーで買い物ひとつするにもね。「ひと目線」も大切な要素ですが、自分の価値観もわかっておかないと人生面白くないです。

自分の山は、自分が選んだ靴で登りたい。夏の不二(富士山)を眺めながら、そんなふうにも感じています。みなさんも「Unique」な「自山」に登りましょうね!

投稿者: shonanshippoyaki

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