おバカちゃん

そんな馬鹿な!バカなこと言って!ばかみたい!
馬鹿力、親バカ、バカ野郎、釣りバカ・・・
良くも悪くもたくさんの「馬鹿、バカ、ばか」が日常で使われてますね。

20年ほど前に「バカの壁」(養老孟司さん)という本が話題になりました。
私もバカの一人として読みました(笑)
内容の記憶はほぼもうなくなっていたので、
再度読もうと探しましたが見つからず・・・
図書館で借りて読みました。

当時の記憶がよみがえりながらも、
20年越しに読むとまた違った印象、感想、気づきがあります。

近頃ニュースや記事でよく目にします。
「読書」の機会や時間や、
「図書館の利用」の機会や時間が減っているとか
「街の本屋さん」がずいぶんと減っただとか・・・

本は、書いた人の話題、考え方、物語、情報を、
「とうとうと、とくとくと」一方的に伝えられるものでもあります。
人の話を聞けない人が増えているっていうこととも関連するような・・・

「馬鹿」って言葉の意味は、なんとなく知ってはいます。
子供のころに由来も聞きました。

「馬と鹿」を見分けられなかった人がいて、
その人を「馬鹿」と呼んだ、的に聞いた記憶があります。

当時は、調べるためにわざわざ図書館に行かず、
辞書で丹念に調べることもなく、
現在まで「なんとなく」使ってきました。

今はインターネットですぐに「意味」は調べることはできます。
なんとなく解っていたことも間違いではなかったのですが、
ちょっと違っていたり、諸説あったり・・・

もう少し深く、シンプルに解釈できるようになったと思っています。
養老さんは「一元論」という表現を使われていますが、
私は「区別できない」状態やひとのことなんだろうな〜と思います。

「馬と鹿」が区別できない。
「良いことと、悪いこと」が区別できない。
「他者のことと、自分のこと」が区別できない。
「他国のことと、自国のこと」が区別できない。
大なり小なり、そういうことかな〜と思います。

自分の意見なのか、常識や世の中の雰囲気(空気)なのか、
そういうことも自分で考えて答えを見つけながら歩んでいかないと
「馬鹿」なんだな〜とバカなりに考えるに至っています(笑)

馬と鹿が出会って、区別なしに恋をして愛が生まれる。
そんな状況も「馬鹿」でしょうか。
それとも、親しみを込めて「おバカちゃん」達でしょうか?
カップルになって産まれたベビーは「馬鹿」でしょうか。
それとも「カバ」でしょうか。
かば(河馬)と区別しづらくて混乱します(笑)

新種の動物が産まれます。
ある意味では「発明」です。「イノベーション」です(笑)

「バカの壁」を乗り越えた先には、
「新しいもの・こと」が産まれるかも知れません。
「馬鹿、バカ」だと解っていながら、突き進むのも「ハッピー」かも。

それには自分が「バカ、馬鹿」だと理解していないと・・・です。
そのために「学び、知ること」も大切です。
やっぱり読書も大切ですね。

私たちも「七宝焼バカ」道を一直線です。

こうみれば、こうなんだ

暑い夏のピークは過ぎて、少しだけ朝晩の空気に
少し先の秋を感じるようになってるような(あいまいです。笑)
そんな、わたくし、コードネームAQUIYOSIです。
アーティストネームでしょうか。画号?雅号?作家名?ペンネーム?
どれでもいいです(笑)

本名は、基本、自分でつけたり変えることができません。
今の時代、きちんと紐付けされていれば問題が起きないと思いますが
できても、そんなことは、まだまだ先のことなんでしょうね。

「夫婦別姓」にしてもまだまだ侃侃諤諤。
そう願うなら、そうできるようにすれば良いと私自身は思います。
色々な、様々な意見、考え方があると思いますが、
「価値感、価値観」の押し付けは、個人的な「嫌悪感トップ3」に入ります。
その他の2個は、すぐに思いつきません・・・実質トップかも(笑)

「常識」って「価値観」のひとつですね。
時代によって変わります。というか、その時代の人が変えるものです。
地球や自然、神様が用意してくれるものじゃ〜ない。
それぞれの考え方、感じ方、想い、を尊重できる社会が、私は心地よいです。
もちろん、好き勝手に振る舞えるということではないです。
ある程度のルールや規則は必要です。これは当たり前というか前提。

簡単にいうと「多様性」なんでしょうが、
言葉のイメージ、重み、感じ方、捉え方が、それぞれ異なるから難しいです(笑)

いろんな人種、歴史、文化、宗教、立場、考え方、価値観があるので
本を読んだり、いろんな方法で学んでも、キリがないです。
「リベラル・アーツ(Liberal Arts)」は、
「自由」になるための「技術」だと解釈すると、
何から自由になるんでしょう。
「常識や他者の価値観」からだと感じ考えます。

そのためには、自分自身で考えて責任をもって生きる。
だれかの所為にしても意味がないです。

どんな価値観、価値感がいいですか?
というか「どんなことが好きで、どんなことが嫌い」ですか?
何かに流されてもオモシロクない、
いろんなミカタをしたうえで、私は自分で選びたい。

秋に向けてART作りに、ほいせっせです(笑)
みなさんも好いアキのスタートを!

ないものねだり、あるものよろこび

時が進むのが早いです。もうそろそろ今年も半分な時期。
時を戻そう〜とちょっと古めのキーワードが頭に浮かびます(笑
戻せないから、焦ります。焦るといいことありません。
じっくり、ゆっくり、自分のペースが大切です。

インスタグラム、X(旧ツイッター)などのSNSの投稿を取り止めました。
ゆっくりと、じっくりと、見つめたり、考えたり、
煮詰めること、熟成させること、ときに、発酵させることが、
大切、大事なんだと思います。感じます。

時代の流れだからと、大きなものに流されても面白くありません。
少し価値感、価値観が異なるな〜と感じることも多くなってきました。
もちろん、新しいものを取り入れることやアンテナを立てておくことは大切です。

それぞれのペース、道、感じ方が異なります。
私たちなりの「進め方、歩み方」で行こうじゃないか〜的な、
ちょっと思いつき感も入り混じる結論です(笑

ないものねだりより(無いもの強請りより)
あるものよろこび(有るもの喜び)
みがいてといで(磨いて研いで)
ぴっかりかがやく(ぴっかり輝く)
きみのなか(君の中)


磨き方、研ぎ方は、それぞれ、
欲しいものも、在りたい姿もそれぞれ、
でもたぶん、最終的には「外」にはないです。
自分の「中」を輝かせることが一番の幸せに繋がります。

そのためには、適度な時間も必要です。
タイパ、コスパなどの言葉では簡単に表現できない。
「戻せない時」も大切な「宝もん」になるときがあります。

太陽が天高く昇る時期、私たちも空を見上げて、
次のステージ、フェーズに進みたいと思います。

ではみなさまも好い時を!

春、張る。

東京では、昨日桜の開花が発表されましたね。
ここ、裏湘南、裏茅ヶ崎でも、桜の花が2輪ほど咲いていました。

まだ花になっていない蕾たちも色づいて、
今咲かんばかりに、弾けんばかりに「張って」います。
まさに、「春」の名にぴったりの状態です。

当工房では「銀張」「銀張有線」という技法を
主な技法、得意な技法としています。

「銀箔」を「張って」素地に焼き付け、色釉薬を重ねてゆく技法です。
七宝焼にも様々な技法や手法、制作品、形状があります。

「銀箔」を「貼る」のではなく「張る」と書きます。
なぜでしょうか。

制作する途中を見ていただく機会があれば分かりやすいです。
絵模様を描いた銀箔を「弛む」ことなく「張る」必要があるんです。
かといって「張りすぎる」と銀箔が破れたり、
絵模様が消えてしまったり、良い出来上がりになりません。

もちろん、焼き付ける時にも温度の調整が肝心です。
「緩んだ」温度では、綺麗な状態で焼き付きません。

いい張り加減が必要です。
緩んでも、張りすぎても、うまくいきません。

ふと思い、足元をみると「張りすぎ」が多いような・・・
「頑張ります」とか「欲張り」とか「緊張感をもって」とか・・・

今ある力を尽くすこと、
あれもこれもではない、少しの欲をもつこと、
ここぞという時に、スイッチを入れること、
ある程度の「張り」は必要だと思います。

でも「張り」すぎは、結局うまく行きませんね。
「銀張」と同じでしょうか・・・
手仕事を通して、人生に必要なことを学んでいます。
自戒をこめてここに書いておきます。
そんなことを感じている「張る、春」です(笑)

それでは、新しい環境をスタートさせる方は「張り切りすぎず」
しんどい時は「意地を張らず」誰かに助けをもとめて
好い春をお過ごしくださいね!

銀張有線の銘々皿「咲く楽〜さくら」

羽ばたく軌跡

日々いろんなことがあります。
良いことも、悪いことも。
大変なことも、喜ばしいことも。
飛びあがるようなことも、沈んでしまうようなことも。
前へ進んだり、後ろに戻ったり。

それでも毎日、変わって行きます。
変わって行くなら、成長したい。

毎日少しずつ、0.1%ずつの変化でも、
誰にも気づかれない、自分しかわからない変化、成長でも、
飛べなかった者が、いつか飛べるようになることを信じて、
その先に、希望、奇跡があることを信じて、変化し続ける。
羽ばたく、つばさの軌跡。

いろんなことがある日々、毎日。
素晴らしい、彩り、輝き、艶めきがありますように。

つばさのキセキと

迷いながら見つける路

2023年もお終い。2024年の始まり。
太陽の周りを地球が一周。また1周。
その間に、いろんなことがありますね。
個人でも、仕事でも、世間でも、世界でも。

今年の漢字は〜なんてニュース・記事があるけど、
多様化の時代、1つの漢字では表しにくいように感じます。
「不正」が、この年末だとぴったりのような。
一文字だと「歪(ひずみ・ゆがみ)」でしょうか。

政治の世界、エンタメの世界、産業の世界・・・
どこもかしこも「正しくない」状態が蔓延。
元々だったのか、近頃増えたのか、わかりませんが・・・
急に変わることもないでしょうから、
徐々に、段階的に、グラデーションなんでしょうね。
気がつくと「歪み」が生じていたんでしょうか。
何十年かけて・・・

「失われた30年」なんて言われ方をしますが、
その前は「バブル」なんて言われ方をする時代。
「バブル」は「泡」で実態がないから、そう呼ばれるはず。
なのに「失われた」はおかしいですね。矛盾してます。

もともと「なかった」のかも知れません。
「信用や信頼」も「正しいや正しくない」も。

何が「正しい」んでしょうか。
法律やルールを基にすると、それが「正しい」んでしょうが、
道徳や常識のようなものは「正しい」がはっきりしません。

自分自身で「考え、感じ、思い、悩み、迷い」ながら
「正しい」を探して行くことしかないように感じます。
個人でも、仕事でも、世間でも、世界でも。

その時々で、いろんな色彩があります。
憂鬱なブルー、光り輝くイエロー、情熱燃えるレッド、
若さ萌える黄緑、燦々と煌めく黄金、
清々しい水色、心あたたまる桃色、無垢で純真な白、
これが正しいと思っていても、次には間違ったと思ったり、
その逆も然り。
迷路のようです。

モノクロームな迷路だと、つまらないけど
虹色の迷路だから、楽しくもある。
通り抜けたあとに見返すと、モザイク画のような美しさもあったり、
いろんな色彩を放ちながら、
「悩み、考え、思い、感じ、迷い」歩んでいけば、
素晴らしい「にじい路」になると信じます。

来る年も、素晴らしい「イロドリとキラメキ」があることを祈念して!

迷ってもいつかみつかる、きみのにじい路

人生は物語

大河ドラマもそろそろ終盤の時期。
週1、45分のドラマで、主人公の人生の物語を垣間みることができて
あ〜だこ〜だと言いながら楽むことができていい時代です。
もちろん、当の主人公は見ることができないドラマ。
本人が見たらどんな感想になるでしょうか。

坂本龍馬は歴史上の偉人で大人気の一人。
NHKオンデマンドで、13年越しに「龍馬伝」を見ています。
オンタイムでは見ることがありませんでした。

司馬遼太郎の「竜馬がゆく」を10代の頃から、
なん度も何度も読み返していた龍馬ファンなので、
勝手に描くイメージと異なる姿を見たくなかった(笑)

インターネットで気軽に見ることができていい時代です。
龍馬さんに「もっと早く見ろよ」と言われそうです。
もちろん高知弁で(笑)

偉人だけでなく、私たち「フツウ」の人にもそれぞれ物語があります。
産まれてからこの時まで。今この時からこの命が尽きるまで。

それぞれの、いろいろな物語が交差し、出会いと別れがあり
物語の相乗効果、コラボレーション、掛け算があり、
角度を変えるとまた楽しめる物語が生まれます。無限ですね。
オンデマンドで見たくても見る時間がありません(笑)

限りが無いけど、限り有る時なので、
ネガティブ、マイナス、欠点を探すこと、に時間を使うのはモッタイナイ。
ポジティブで、プラスで、長所を探すこと、に時間と労力を使いたい。
なかなかスムーズに行きません。偉人ではない「フツウ」人なので・・・
それも「我が人生の物語」でしょうか・・・

「なまえことばものがたり(なまえの詞のものがたり)」なるラインナップで
世界でひとつだけの物語作品をつくります。
我が人生を振り返る、ポジティブないい時間になるかも知れません。

龍馬さんの誕生月にちなみ、坂本龍馬(さかもとりょうま)作品です。
今年もあと少しですが、まだまだ良い「物語」を紡いでいきましょうね!

価値観、価値感、カチカン。

夏はいつですか?いつからいつまで?
夏休み中?暦での立秋まで?
梅雨明けから?春が終わったら?
グラデーションですね。区切りも感じ方もそれぞれです。
人生ずっと夏という方もいるかもしれません(笑)

いろんな「問題」が噴き出ているこの夏、「熱さ」真っ盛り。
今に始まったことじゃないのでしょうか。
これもグラデーションでしょうか。

水を流すだの、水に流せだの、
水が溢れるだの、水が足りないだの、
水のように使うだの、水のように消えるだの、
「問題」を「水」に例えるのは
水は大切なもの、価値あるものだからなんでしょうね。

価値ある「モノ、コト」ってなんでしょうか。
お金とか、資産とか、ではなく、「価値感・価値観」のことです。
気軽に使う言葉でもありますが、深く考える機会ってないように思います。
それはワタクシの「カチカン」かも(笑)

大切な「コト・モノ」ってそれぞれあります。
中心、軸、基本、素地、的なことです。
自分自身で判っていると、毎日がハッピーな気がします。
食べ物、着るもの、仕事、観るもの、話すこと、
「他人、ヒト」の「価値」に合わせても、ハッピーじゃない。

もちろん、人との関わりの中で生活しているので、
100%を自分軸だけで生きることはできません。
少し擦り合わせながらも、自分の「カチカン」を明確に生きれば、
それぞれが「ハッピー、心地良い、平和な」状態になるんじゃないかと。
末永く、持続、継続して行けるんじゃないでしょうか。

そのためには、それぞれの「価値感・価値観」があることを分かり、
その「カチカン」を押し付けない、押し付け合わないことが、
大切なんじゃないかと感じます。
「ワタクシノカチカン」でしょうか。
押し付けないようにしないと・・・禅問答のようです(笑)

では、心地よい時季(とき)となりますように!

ミニ・ウォール 岡本太郎さんに尊敬の念を込めて・SDGsのえがお

出会える喜び

今年も半年過ぎ、七夕です。
1年に1度の1日です。
この数年のことを考えると、1年に1度も特別少なくないように感じます。
「数年ぶり」という言葉が、いろんな場所で聞かれます。

私たちもイベント出店がほとんどなくなったコロナ禍。
数年ぶりのイベントにも出かけることができ、
あらためて「笑顔の喜び」を感じました。
数年ぶりに会える喜び、初めて出会える喜び、
もちろんオンラインで、どんな場所でも、どんな時でも、
ヒト、モノ、コトに「出会う」ことはできます。

こんなときがあったからこそ、感じたのかも知れません。
いろいろと大変なことも多くありましたが、
後々に、いい意味で「笑える」ようになるといいなと、思っています。
絶え間なく、やってくる「大変」なこともふくめて(苦笑)

今日は、おりひめさんとひこぼしさんは会えるのでしょうか。
なんでこんな梅雨の時期に出会うことにしたのか(笑)
よく知る物語りに隠れた、二人だけの「モノガタリ」もあるんだろうな、と。

今文のミニ・ウォール紹介作品は、
イベントでお客さまと出会い、お客さまのもとにある作品ですが、
「きみのあさひは、だれかのゆうひ。きみのゆうひは、だれかのあさひ」

今日だけが特別な1日ではないですね。
毎日が特別な1日です。
今日も良い日を!下半期も良い日々を!

「助け合い」より「活かし合い」

新緑の季節、そこら中で、春が弾けてます、跳ねてます(笑)
雑草という名の植物はないなんて、よく言われます。
今期のNHK朝ドラが植物学者の牧野富太郎さんをモデルにしているので
特に植物のことに目が行きます。
私、非常に流されやすい性格です(笑)

スマホのアプリで知らない植物を調べることができる。いい時代です。
それでも、わからない、出てこない植物があって・・・
これはもしかして新種・・・なんて(笑)

今日5月1日はメーデー。労働者の日
「1つ目の8時間は仕事のために、2つ目の8時間は休息のために、そして最後の3つ目の8時間は好きなことのために」
最初のスローガンは今となっては当たり前のようなこと。いい時代です。

植物を見ても、歴史の事実を知っても、いろんなことが勉強になります。
学べることがたくさんです。
押し付けられることなく、自ら面白いと思うこと、興味があることを
学んだり、研究したり、勉強できることは、大きな幸せです。

「好きなこと」を一生懸命に、全力で行えることは本当に幸せです。
その「好きなこと」を、世のため、人のために活かせることができれば
幸せの極地のように思います。

世界中の人が「好きなこと」を一生懸命にできて、
それを活かし合えば、平和で幸せな世界になるように思います。
誰かの欠点を見つけ「助けてやろう」ではなく、
誰かの長所を見つけ「活かしてやろう」になれば、
伸びやかで、晴れやかで、朗らかな世界になりそうです。

この春、皆さんはどんな長所、どんな好きなことを活かしますか?
身近な方のどんな長所、どんな好きなところを活かしてあげますか?

当店、新ワークショップ始めました。
七宝焼の素地、純銅を使ったワークショップです。
アウトドアスタイルで、青空のもと、伸びやかに、晴れやかに、朗らかに、
楽しめるワークショップにしてゆきます。

ワークショップ・DoPAN
https://www.shonanshippoyaki.com/sp/itempage/workshop/ws_dopan.html

逆転。

今年も3月11日になりました。東日本大震災から12年。
直接の災害や被害はなかったものの、その時は大きな影響もありました。
毎年のことながらいろんなことを思い出します。
想いを馳せて合掌です。

先日、千葉の「チバニアン」に行ってきました。
地磁気逆転地層です。
77万年前に北極と南極の地磁気が入れ替わったことが確認された場所。
この説明でわかりますか?(笑)
とにかく、地磁気が入れ替わることも驚きですが、
どうやってそれを確認できるのかと疑問でした。

ボランティアのガイドさんが丁寧に説明してくれるので
非常にわかりやすく、知らないことも沢山でした。
千葉は、地震にも関わる「プレート」の影響で、
いろんな場所で地層がよく見ることができるとのことです。

こういう場所に行き、想いを馳せて、想像を膨らませて
「今この時」を大切にしないとな〜的なことを感じたり、
一心不乱に「化石入りの地層」を探して無我夢中になったり、
とても素晴らしい経験、学びの時間でした。

七宝焼も、いわば「地球のしずく」を材料にしています。
銅や銀などの金属、釉薬の珪素や色の素にもなる鉱物資源。
七宝焼に限らず「生物」も当然、地球上にある材料(元素)でできています。
いろんな意味で関係があります。
考えが煮詰まったときには、また訪れて、
発想を逆転させていいアイデアを産み出したいと思います。
これがホントの「千葉に案」なんて!?(笑)

恐竜の化石は発見できませんが、プチ化石は見つかりました。
ぜひ皆さんもお出かけになってみてくださいね!

蝶のように舞い続けて。

7月8日は七宝焼の日。
当工房は、勝手に結構前から言い続けています(笑)

ですが、最近分かったことですが、
何十年も前に京都のある老舗の工房、お店でも、同じように言っていたと。
その工房、会社自体は、残念ながら今はありませんが、
現在もその伝統や想いは脈々と続いています。

いつかどこかでそのエネルギーや情熱が、いろいろな形になって、
花を咲かせたり、大きな力となって行くんだろうなと感じています。
ひとつの良いバタフライ・エフェクト(効果)になればな〜と思います。

この日は大きな事件も起きました。
何十年も前の総理大臣が何十年も前に関わったことがあり、
何十年後にその孫が総理大臣となり、
その関わった事がきっかけで命を落とすことになってしまうなんて、
祖父であった総理大臣は、想像もしなかっただろうなと思います。

いろいろなことが、関わり合い、影響しています。
すべてを想像することはできません。
でも、少なくとも、誰かの幸せになるだろうことを
私利私欲なく一生懸命に行い続ければ、
素敵な「蝶」が舞ってくるんじゃないかな〜そんな風に感じる
「七宝焼の日」の「月間」でもあります。

「月間」と書いたのは7、8月は、「七宝焼の月」です。
今年から新たに言い始めます(笑)

8月2日、茅ヶ崎の商工会議所主催で
「加山雄三さん」のコンサート・ライブがありました。
加山さんは元より、司会の徳光さん、出演者の方々も、
みなさん素敵で素晴らしいイベントでした。
企画された方々、スタッフの方々、関わった方々にも心からの感謝です。

今、力を入れている「なまえの詞のものがたり」作品を
「加山雄三」さんバージョンで創ったのでプレゼントしてきました。
スター中のスター、大スターなので、押しつけになるでしょうが(笑)
それよりも感謝や尊敬の想いを形にしたいな〜と。

素敵な蝶がいろんなところで舞えばいいな〜と
想いを新たにしている「七宝焼の月、7・8月」です。
素敵な蝶々が舞う良い夏を!

なまえの詞のものがたり・加山雄三
なまえの詞のものがたり「加山雄三」さん

今この時が宝もん焼

今年は、沖縄が日本に復帰して50年とのことです。
沖縄も日本の、世界の「宝もん」ですね。

NHKの朝ドラでも沖縄をテーマのドラマが放送されてます。
沖縄の朝ドラといえば「ちゅらさん」もよく見た思い出があります。
ミーハーにも「小浜島」へ旅行に行きました(笑)

「ちむどんどん」の評判があまりよくないだとか、
SNSで炎上気味になってるとのネットニュースを見る機会があります。
SNSが日常になって久しいですが、ネガティブな話題も多いですね。

どんなもの、どんなこと、どんな人、どんな場所にも
マイナスな面、よくないところはあります。
逆に、どんな人、モノ、コト、場所にも良いところがあります。
マイナス面を見れば、ホントーにキリがないです。

淀川長治さんも「どんなつまらない映画にも良い点が一つはある」と
いうようなことを本で書かれていたはずです・・・
昔のことなので、詳しくは忘れました・・・詰めが甘いです(笑)

人も、モノも、コトも、時も、場所も、ケチをつけたら負けです。
いいとこを探して、見つけて、伸ばして、カチをつけたら勝ちです。
駄洒落じゃないです(笑)

褒め合おうとかではないです。
ただただ褒め合うだけでは、それはそれで心地がよくないような・・・

言い古された言い方ですが、それぞれの個性をきちんと見極め、
良いところを活用しあい、弱点を補完しあい、
そんな風になっていけば、どんなことも
それぞれの「宝もん」になるだろうと感じます。

私たちも「今この時が宝もん焼」に磨きをかけていきたいと思います。
みなさんもまたひとつ素敵な「宝もん」を探し見つけてみてください!

ミニ・ウォール
シーサー
いつもどこでも空は青いさー
ミニ・ウォール
「シーサー いつもどこでも空は青いさー」