伝統工芸とは

昨日の雨が霞状態の少し肌寒い湘南地域。
10月最終日曜日、これから晴れてくるのでしょうか。
我々七宝焼という伝統工芸を生業としておりますが
この伝統工芸ってなんでしょうね。
ただ、工芸技術を伝えて行くのが伝統工芸でしょうか。
辞書を参考にしても本当のところ解釈は色々でしょうね。
全国津々浦々、日本だけでもさまざまな伝統工芸がありますね。
そしていろいろなタイプの伝統工芸を営む、生業とする方々がいます。
たまに雑誌や新聞、テレビなどで
その世界で有名な型やユニークな方が出ているのを目にします。
できる限り注視するようにしていますが、これまたいろいろなヒトがいる。
伝統的な技術をもってどんどん新しいコトに挑戦しているヒト
伝統工芸を純粋に受け継ぎ、淡々とその技術で創作しているヒト
異なる伝統工芸を組み合わせて、違う伝統工芸を生み出すヒト
伝統工芸をさかのぼり今はもうなくなった技術を再生するヒト
そもそも生活自体に溶け込んでいるものは、
普段気が付かないうちに使ったり食したりしていますね。
本当によい伝統工芸というのはそういうモノかも知れませんね。
あえて、伝統工芸だ、といっているうちはまだまだ青いのかも知れませんね。
どんなモノでも深さがあって面白いです。
行ったり来たり、3歩進んで2歩下がる、ようなところもある。
我々は、新しいモノも生み出してゆきたいと思います。
枠にこだわらず、でも、軸はぶれずに。
さて、ことしもあと2ヶ月、
どんなおもしろいもの、あたらしいものをお見せしましょうか。

投稿者: shonanshippoyaki

伝統工芸の七宝焼きを現代的なスタイルで。 テーブルウェア・アクセサリー・オーナメント カスタムメイド・ワークショップ・イベント タノシク、オモシロク、モノ・コトを創り出してます。